戦後昭和23年（1948年）シチズンが戦後初めて開発し製造開始したスモールセコンドの腕時計になります。戦前型を、より機械的な安定性を目指し、改良されたムーブメントを搭載しています。ケースは14K GF 40μ仕様で、裏蓋はステンレスのステンバックとなっています。文字盤、ケース共に、歴史を感じる状態です。時分針はスケルトンになっています。ケース、風防には使用傷があります。修繕履歴は不明ですが、稼働しています。（日差10分程進みます）ベルトはコレクション用に付けているだけで、実用は厳しいですが、雰囲気を感じる為に、付けています。戦前、戦中、戦後を通してどうしても、精工舎（セイコー）製をよく見ますが、実動するシチズン製は少ないと思います。この時代の腕時計は紳士用でも今の物と比べると 小さく婦人用では？と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、あえて今、この時代の腕時計を付けていると、周りから視線を感じます（良い意味で）今だからこそこの腕時計を付けて外出されませんか。